読む人だけが得をする、ブログのアクセスアップのための本はこれ!

 

77の文章テクニック

 

これを見て、ドキッとしませんでしたか?

 

私はドキッとしました。

 

読まれなければただのしかばね!”

 

100記事を超えてもいっこうにブログのアクセスがふえず、毎日途方にくれていた私には強烈なインパクトがありました。

 

今回はそんな私と同じような、

 

ブログ開設1年未満

いまいち記事の書き方が分からない

アクセスがふえなくて悩んでいる

何かヒントがほしい

 

という人にぜひ読んでみてほしい本を紹介します。

 

(上記写真は本の裏表紙)

 

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目次

アクセスがふえない!

 

当時のブログ

 

そのときの私のブログは1日のセッションが平均20くらい。毎日1ケタから30くらいの間をさまよっていました。

 

100記事を超えたらステージが変わると聞いて期待していたのですが、想像したような変化は起こらず、正直途方にくれていました。

 

何がいけないんだろう?とはもちろん考えましたが、それ以上に私を不安にさせたのは、

 

このまま同じように書き続けてもアクセスはふえないんじゃないだろうか?

 

ということでした。

 

100記事書いて何も変わらないということは、きっと何かが間違っている。そう思わざるをえません。

 

当時の私のブログのどこがいけなかったのでしょうか。

 

ひと言でいうと、これにつきます。

 

すべて思いつきで書いていた。

 

タイトルも、見出しも、文章も、なんとなく頭に浮かんだものをそのまま書いていただけだったのです。

 

 

 

ブログの問題点

 

記事の内容はもちろんですが、修正しやすいところとして以下の点が考えられました。

 

タイトル

とりあえずパッと思いつくキーワードをそのままタイトルに使っていました。『キーワードプランナー』を使うとか、検索エンジンの虫眼鏡を調べるとかいうことはせずに頭に浮かんだものをやみくもに使っていたのです。

思いつくキーワードは多いときもあれば少ないときもありました。そのためやたらキーワードをつめこみ、胃もたれしそうなタイトルのときもあれば、反対に、え、それだけ?みたいな工夫のない淡泊なタイトルのときも。

 

見出し

見出しもめちゃくちゃ適当でした。そもそもあったりなかったり

ひたすらだらだらと続く文章。あとから見出しを入れることもあるものの、ほとんどの場合はそのまま。とりあえず文章があればいいだろ、みたいな記事でした。

 

書き出し、本文

これもすべて思いつきです。頭に浮かんだら書いていく。

こうしたら読者の方も興味を持ってくれるだろう、こういう順序なら読んでくれるだろうといったことはいっさい考えていません。ひとりよがりな文章

 

そしてこれはすべてにわたって言えることなのですが、

 

誰に向けて書いているのかがまったく不明確でした。

 

人の役に立つことを書く、なんてことを考えながら、実際はひとりごとの域を出ていなかったのです。

 

 

問題点がもたらす状況

 

ふえないアクセス

当然ながら、何も考えないで決めたタイトルなど読者の方に刺さりません。間違いなくスルーされます。

人はタイトルを見て読むか読まないかを決める

というくらいですからまずこの時点で私の記事は脱落します。セッションはいつまで立っても上昇せず低空飛行のままでした。

 

高い直帰率

アナリティクスの『オーガニック検索キーワード』ではほとんどすべての記事が直帰率100%。誰一人として次の記事に移っていないのです。おそらく文章を数行読んで――あるいはページを目にした瞬間に――見切りをつけ、ブログから去っていってしまうのでしょう。

 

短いセッション時間

しかもどの記事もセッション時間が00:00:00。まったく読まれていません。
奇跡的にページを開いてくれた人もほとんどが読まずに離脱しているのです(最近になって、1ページだけで離脱した場合はセッション時間が0になる、という記述を見つけたのですべての人が読まなかったわけではないのかもしれません)。

 

こうして私は、

 

書いても書いても読まれない記事 =「しかばね」をせっせと作り続けていたのです。

 

あのまま行けば心が折れるのも時間の問題だったかもしれません。

 

でも、この本と出会えたことで、わずかながらも光がさしこんできました。

 

 

 

 

『一瞬で心をつかむ77の文章テクニック』について

 

この本を読むことになった経緯については後述するとして、まずその特徴について説明します。

 

本の特徴

 

記事を書く順序にそった項目

これについては文章で説明するよりも本書の裏表紙にバッチリ書いてあるのでそちらをご覧いただいた方が分かりやすいでしょう。

 

 

Part1からPart5に分かれています。

タイトル→見出し→リード文→書き出し→長文

このように記事を作成する流れにそって分類されているので、順に読んでいけばそれぞれについて何をどう修正していけばいいかが分かります。

もちろん、タイトルや見出しよりもリード文の書き方が気になる、書き出しについてもっと知りたい、という方はその項目から読んでもかまいません。

 

超基本から応用に分かれている

各項目の中に紹介されている個々のテクニックは「超基本」「基本」「応用」の3つにしるしづけられています。ですので一通り読んだ後は――あるいは最初からでもいいでしょう――「超基本」だけを読むとか、「基本」だけを試してみるとか、自分のレベルに応じてさまざまな読み方、使い方ができます。

 

思考のプロセス

ページ構成は以下のようになっています。

ダメな例、よい例

解説

思考のプロセス 

普通は例を挙げて解説したら終わることが多いのですが、この本は最後に「思考のプロセス」が設けられています。これにより記事のどの点に着目してどうタイトルを作り出すかが理解できます。

 

 

分かりやすい文章テクニック

 

 構成が分かりやすいのはもちろんですが、やはり注目はそれぞれのテクニック。読んでいて、なるほど!と感心することしきりです。

 

これは本の帯封の写真。

 

 

 

これらのテクニックが「読者心理」から「よくあるダメな例」と「心をつかむタイトル」、「解説」「思考のプロセス」と具体的に説明されています。これが実に分かりやすい!

 

読んでいるうちに自分でもできそうな気がしてきます。

 

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『一瞬で心をつかむ77の文章テクニック』技術の実践

 

とはいえ本を読むだけではインプットにしかなりません。Twitter界隈でも盛んに言われておりますが、やはりアウトプットが重要。

 

 

 

ということで、これがアウトプットであるかはともかく、こんなことをやってみました。

 

 

テクニックの実践

 

タイトルの修正

ワードプレスの投稿一覧の中からイマイチだと感じるタイトルを抜き出しました。本当はもっとたくさんあるのですがとりあえずこちらの10点。

 

<BEFORE>

  1. おすすめの無添加せっけんシャンプー シャボン玉石けんシャンプー
  2. 便秘解消法
  3. 『キッパリ!たった5分で自分を変える方法』レビュー
  4. セブンイレブン『香り箱の寿司』レビュー
  5. 防災グッズ 必要なものは何?
  6. 1日1食を実践してみたらどうなるか
  7. 自分が潔癖所であると感じる5つの事例
  8. 『最強の服選び』~「着る服がない」が口ぐせのオジサンにおすすめの本がでました
  9. いくつになっても自分の環境を変えることはできる
  10. 入社祝いに!ネクタイがぐちゃぐちゃにならなくなります

 

 

いかがでしょうか?この中でタイトルを見ただけで読みたくなるものはあるでしょうか?

 

…ないですよね?たぶん私でもスルーします笑

 

特徴としては、

 

  • 「○○レビュー」式の安易なものが多い
  • 短すぎるタイトル
  • キーワードがない、もしくはずれている
  • とりあえず「おすすめ」を入れているだけ

 

といったことが挙げられます。

 

これらを『77の文章テクニック』を参照しながら修正してみました。

 

<AFTER>

  1. 使っているシャンプーが不安ならこれを使ってみませんか?シャボン玉石けんシャンプー
  2. あのとき便秘が解消したのはこれが原因だった!
  3. 家でヤル気がおきないというあなたへ。『キッパリ!たった5分間で自分を変える方法』
  4. コンビニではおにぎり派のあなた、たまにはお寿司を食べてみませんか?
  5. 4人家族の防災グッズ、通販で揃えたら費用はどれくらい?
  6. メタボが気になる40代、今のままの食生活で大丈夫?1日1食の健康法
  7. 気になる人はチェックしてみて!私が潔癖症であることの5つの症状
  8. またいつもと同じ服着てるの?そんな人が読むべきメンズファッションの教科書
  9. 向いていないと思う仕事を無理して続けてはいませんか?
  10. ネクタイがすっきりかけられる!収納に便利なネクタイハンガー

 

 

…変わんねーよ!

 

と言われたら身もふたもないですが、それでも多少は印象が変わったのではないでしょうか?

 

 

見出しの修正、リード文の加筆

 

続いて各記事に、見出しを入れられるものは入れ、修正できるものは修正しました。ただ、すべて書いてしまったあとでは見出しも入れにくいです。やはり最初の構成が大事ですね。

また、できるだけ客観的に見て、読む気がおきない記事にはリード文を入れたり、内容を少し修正しました。まだまだ直すべきところは多いです。

 

 

 

結果の検証

 

数字の現れ方

これはセッションとページビュー、1週間(月~日)ごとの推移です。

 

期間           SS          PV

4/10~4/16    201   272

4/17~4/23    260   377

4/24~4/30    314   468

5/1~5/7                346   472

 

 

え…?これ…1日の数字だよね?何?1週間?1週間でこれだけなの?

 

…という声が聞こえてきそうですがホントに1週間の数字です。かなしい。

 

それはさておき、この本を読んでタイトル等の修正を始めたのが4月中旬。

 

そこからは数字はわずかながらも上がりました。

 

もちろんこの間、新しい記事も更新していますから、すべてが今回の作業によるものかどうかは分かりません。

 

でも新しい記事へのランディングがほとんどないことを考えると(それはそれで問題ですが)効果は出ていると考えてもよいのではないでしょうか。

 

問題は4週目ですね。ふえているとはいえ、GW中で休みが多いことを考えるとこの数字は決してよくありません。

 

 

個別記事へのランディング

恥さらしついでに載せてしまいますが、こちらは『オーガニック検索キーワード』の中の『ランディングページ』の数字です。

 

 

ご覧の通り、上位2つはこちら。

リバッズ スポーツサングラス

セブンイレブン 香り箱の寿司

この2つはタイトルを変える前から比較的上位でした。サングラスはなんとなく分かるのですが、セブンイレブンの寿司は不思議です。にしてもセッション時間短い!!

 

デパートの食品催事の記事は、今現在も開催中ということもあり、さささっと書いた割には見られています。催事が終わったら急降下でしょう。こういう反応が分かるところは面白いですね。

 

あと、ここには出ていませんが、20位に『シャボン玉石けんシャンプー』の記事が初めて入ってきました。この記事はこれまでは完全な圏外だったのでタイトル変更の効果であれば嬉しいです。

 

ただどの記事もセッション時間が短い。直帰率も高い。実はこれでも改善されたほうなのですが、読まれる記事にするためにはまだまだ修正が必要ですね。

 

 

 

まとめ

 

以上、自分のブログでいくつか試してみた結果、

 

この本に書かれていることを試すと効果が出る、というのが私の実感です。

 

いい内容にしろ、そうでないにしろ、ブログはまずは読まれないと始まりません。読者の方の目にとめてもらうには、多くのブロガーの方が言うように、まずはタイトルです。

 

そしてそのあとはいかにして読み進めてもらうか。

 

その方法がこの本にはとても具体的に書かれています

 

せっかく書いた記事を「生きたしかばね」にしないためにも、アクセスがふえなくて悩んでいる私のような人は、まずはこの本を読んで実践してみることを強くおすすめします。

 

 

この本と出会ったきっかけ

 

勧めてくれたのは『タシテク』というブログを更新しているタシテクさん。

 

ブログの世界には”最初はとにかく質より量”という声が一般的で、私も100記事まではひたすら書き続けてきました。ですがそこであらためて自分のブログを見てみると、おーい、今度ゴミの日いつだっけ?という記事ばかり。

 

そんな私に『読まれない100記事よりも読まれる1記事が大事』だと教えてくれたのがタシテクさんです。それを聞いて考え方がガラリと変わりました。

 

そしてタシテクさんがブログで紹介してくれていたのがこの本だったのです。

 

ブログで稼ぎたいなら必読!収益を伸ばすためにおすすめの本5選

 

ブログを訪れると分かりますが、どの記事もとても分かりやすく、ブログを書いていくうえで非常に役に立つものばかりです。

 

私はその中の『TBC(タシテクブログコミュニティ)限定』の記事がどうしても読みたくなり、TBCに入会しました。

 

TBCについてはあらためてご紹介する機会もあると思いますが、限定の記事を読めること以外にもすごく大きなメリットがあります。

 

ブログ運営がうまくいかない、悩みがあるという方はぜひ一度タシテクさんのブログを訪問してみてください。

 

 

 

 

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