
新聞の世界一周クルーズの広告を見たムスコが「いいなー」。
世界一周は無理でも沖縄くらいは連れていってやりたい。— ウリモリ (@urimorini) 2017年3月2日
わが家は沖縄に行ったことがありません。
毎年の夏休みはいつも1泊2日の伊豆旅行です。ここ横浜からは近いし安上がりだから。
でもたまには違うところへ連れて行ってやりたい。
目次
なぜ沖縄?
実はうちのバカムスコは中1にしてカナヅチです。驚いたことに泳げない。野球部に所属し、運動神経においてはすべてにおいてぼくの子ども時代を上回っているのですが、これだけは最大の弱点。
そんなムスコがある日、ポツンと言ったのです。
「シュノーケリングって、泳げなくても海の中が見えるんだよね?一度きれいな海でシュノーケリングしたい」
これを聞いてぼくはムスコにシュノーケリングをやらせてあげたいと思いました。それもきれいな海で。
シュノーケリングが楽しめるほどきれいな海となるとやはり遠くの島に行くしかありません。この時、思ったのです。
沖縄に行きたい。
沖縄に行こう!
ですが一口に沖縄と言っても簡単に行けるわけではありません。
毎年、夏の家族旅行が伊豆になっているのはそこに「お金」という大きな問題が立ちはだかっているからです。
伊豆の場合は家族4人、1泊2日でだいたい5万円くらいでしょうか。恥かしながらそれぐらいがギリギリの予算なのです。
でもなんとかして行きたい。行ける方法を考えたい。
ただ、自分ひとり先走っていてもしょうがないので、ある日、家族の前で言ってみました。
昨日珍しく家族が食卓に集まったからその席で、「今年の夏は沖縄に行こうと思う」と言ったらカミサンに「無理!」と即否定された。子どもの前でオレの立場は?
— ウリモリ (@urimorini) 2017年2月24日
ぐ…
そりゃさ、たしかに毎年ギリギリの予算で伊豆だけどさ、
でも何もそんなに強く否定しなくてもいいぢゃないか…
すごくガックリきたけど、とりあえず実際問題どれくらいのお金がかかるものなのか、調べてみることにしました。
沖縄で何がしたいのか?
ただ、調べると言ってもネットには膨大な情報があふれています。漫然と調べてもラチがあかなさそうだったので、まず、沖縄へ行って何がしたいのか?何を希望するのか?を書きだすことにしました。
1.シュノーケリング
何よりも最大の目的はシュノーケリングです。そのために行くといっても過言ではありません。世界遺産とかひめゆりの塔などの観光スポットもありますが、今回はそれらは目的から外すことにしました。なので海に近いホテルがいいのは言うまでもありません。
2.きれいなホテルに宿泊すること
せっかく沖縄に行くんだからできるだけリゾート気分を味わいたい。ぼく一人ならまだしも、カミサンやムスメはきれいなホテルがいいに決まってます。着いたホテルの部屋が残念な感じだったらテンションも落ちてしまいますし、それを感じるぼくも背中が丸くなります。
3.ホテル以外の場所での食事を楽しめること
以前、伊豆に行ったとき、ホテルの近くに食事をするところが全然なくて閉口したことがあります。ヒドイときはコンビニで弁当を買って部屋で食べたことも。沖縄まで行ってそれは勘弁してほしい。なのでホテルのそばに飲食施設があることもポイントとしました。
4.空港からホテルまで1時間以内で着けること
何度目かの沖縄ならいざ知らず、初めて行くのに移動にあまり時間を使いたくありません。その分を遊んだり、食事をしたりすることに使いたい。というわけで、ホテルは空港から1時間以内の場所を希望。
細かいことを言えばキリがないですが、今回は以上の4つをポイントとすることにしました。
ホテル選び
さて、ではどのホテルがいいのでしょうか。その前にどの場所なら空港から1時間以内で行けるのでしょうか。正直、沖縄の地名は聞いたことがあってもそれがどこに位置するのかまったく分かりません。恥かしながら那覇ですらそうです。
こうして見ると那覇は南のほうですね。そこから1時間以内というと、詳しいことは分かりませんが、糸満とか北谷とかになるのでしょうか?名護は少し離れていますね。恩納村はどうでしょう?
とりあえず大体の地理感を頭に入れ、ホテルを探してみることにしました。
最初に調べたのはこのサイト。
【いい宿研究会厳選】お手頃価格で泊まれるリゾートホテル5選+番外編
この中でいいなと思ったホテルはこのあたり。
沖縄かりゆしリゾートオーシャンスパ(恩納村)
ビーチは目の前ではないけどかりゆしビーチリゾートへの送迎あり
リザンシーパークホテル谷茶ベイ(恩納村)
目の前が海!和洋中レストラン9つ
かねひで喜瀬ビーチパレス(名護)
目の前が海!テラスでBBQ エステ充実
さらに他のサイトも見てみました。
Sympa!【沖縄】家族旅行にオススメするホテルはココ!2016最新ランキングTOP10
この中で気になったのはこちら。
ベッセルホテルカンパーナ沖縄
18歳以下の添い寝無料!アメリカンビレッジに隣接。展望風呂あり。
ホテルモントレ沖縄リゾート&スパ
恩納村タイガービーチ沿い。プールも充実。徒歩圏内に人気の食事処あり。ホテルから動かずに過ごせる。
カフーリゾート フチャク コンドホテル
コンドミニアム風でキッチン付き。全室オーシャンビュー。新館屋上にプール。
ホテル日航アリビラ
当ランキング1位。目の前がビーチ!県内有数の透明度。スペイン風のインテリアでリゾート感満点。
どれもよさそうで目移りしますね。中でもいちばん気持ちが惹かれたのは「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」です。
ベッセルホテルカンパーナ沖縄
1泊朝食付うちなーんちゅプラン‼サンセットビーチでのんびりしたり、
美浜でショッピングしたり、
大浴場で癒されたり、
色々満喫できます😆#うちな~んちゅプラン
#ベッセルホテル
#北谷https://t.co/vbaQZh7fD9 pic.twitter.com/Z8eDg9xnUO— リウボウ旅行サービス (@RyuboTravel) 2017年1月24日
ポイントはここ!
①目の前がビーチ
~そんなに大きくはないようだけど目の前にあるのはいい
②展望浴場がある
~海を見ながら風呂に入れる
③美浜アメリカンビレッジ内に立地
~飲食店やショッピングセンターがある
④那覇空港から車で40分
~十分な近さ
これだっ!!
と思いました。これはぼくの考える必要な要素をすべて満たしていました。これだけ揃えば十分です。
昨日の夜は食べてないし今日休みだから、朝から✨ホテル朝食ブッフェ✨に来た(・∀・) (@ ベッセルホテルカンパーナ沖縄 朝食ラウンジ in 北谷町, 沖縄県) https://t.co/eITjvmHjYA pic.twitter.com/BiqUwzWzSi
— 北谷のいっちゃん (@chatanicchan) 2017年1月24日
朝食は素朴な感じですね。まあ、それはご愛敬。
というわけで、この後は「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」の宿泊プランの検討に移ります。
いくらかかるの?
とりあえず希望のホテルは決まりました。
が、問題はこれからです。
実際問題、いくらかかるのでしょうか?
今度はそれを調べる番です。
調べたのはこのサイト。
Travel.jp ~国内旅行の定番!今度の旅行は沖縄へ行こう!
まず最初に検索条件を入力します。

目的地沖縄、出発日を8月4日(仮)、空欄に「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」と入力。するとこんな画面が出てきます。

最安値52,500円から。
「詳細を見る」をクリックすると予約サイトへ飛びます。

お、「3・4名のお部屋はオーシャンビュー確約!」だなんて書いてある。いいね!
でもよく見たら前泊那覇…どうやら1泊は那覇になるようです。
まず部屋タイプを4名1室にして参加人数を入力。男2、女2と。

次は往路利用便の選択。

早起きは辛いけど少しでも早く向こうに着くため8:55発の便に。
しかし追加料金が11,800円。高い…
次は復路。これもできるだけ向こうにいる時間を長くするため、といってもあまり遅くなると次の日の仕事に差し支えるため、悩んだ末に14:45発の便に。

これも追加料金10,900円。高いなァ。
次は1日目の「ホテル選択」。
見るといろいろなホテルがあります。

最初のほうに出ているのはいかにも街中にありそうなホテル。このスマホ版では書かれていませんが、PC版で見るとこれらのホテルには「ビジネスホテル」と書かれています。

さらに見ていくと次第によさそうなホテルが出てきました。ざっと調べて今回は「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」をチョイス。追加料金1,600円。

なんだかどんどん追加されていきます。どうなっていくのでしょう?
次がレンタカー。どこでもいいのでさっと決めましょう。車種ももちろんいちばん安いクラスで。

これはさすがに追加料金なし。
あー、疲れた…
でもこれですべての項目の入力が終わりました。いよいよ結果発表です。
さあっ!
いくらだ!?
家族4人、1泊目那覇・2泊目ベッセルホテルカンパーナ沖縄のツアー!
代金はいったいいくら!?
どうぞ!!!

え…?
さ…?
さ、さんじゅういちまんにせんはっぴゃくえん―――っ???
高――――――っ!!!!!!!!
そんなお金…
な―――――――いっっっっっ!!!!!!!
この瞬間、これまで積み上げてきた努力がガラガラと音をたてて崩れていくのが分かりました。
なんてことだ・・・やっぱりそんなに高いのか。
どうしよう?

条件を変えてみる
もちろん、そんな安く行けるとは思っていませんでしたが、でも、20万円台前半くらいで行ければいいなー、という考えはありました。
甘かった…
ガックリきました。
でもいつまでもガックリきているわけにもいきません。こんな簡単にあきらめるわけにはいかないのです。なんとかしてカナヅチのバカムスコにシュノーケリングをやらせてあげたい。
そういえば、とぼくはふと思いました。
ツアーを組み立てている時、やたら追加料金が多かった。あれを削ればもう少しなんとかなるんじゃないか?
なかでも特に高かったのがこれ。

そう、航空運賃です。ここで1人11,800円も追加されている。少しでも早く着きたいがために朝の便を選択しているからです。
たとえばこれをもっと遅い便にしてみるとか。

こんな感じで14:55発17:20着の便にすれば追加料金がなんと2,000円で済むのです。
帰りも同様。

できるだけ沖縄に長くいるために14:45発にしていた便。追加料金10,900円。これを

名残惜しいですが、12:35発の便に変更。これなら追加料金は3,200円。
ただ、このスケジュールで2泊3日では沖縄にいる時間がほとんど真ん中の1日だけになってしまいますから、日程を1日増やし3泊4日としました。これなら丸2日間はゆっくり遊ぶことができます。往路の便を8月4日から3日に変更してあるのはそのためです。

1泊目 沖縄ナハナホテル&スパ
2泊目 ベッセルホテルカンパーナ沖縄

3泊目 ベッセルホテルカンパーナ沖縄
いかがでしょう?これならけっこうゆっくりできるのではないでしょうか?
問題は費用がどうなるか、です。
飛行機の追加料金はかなり少なくなったはずですが日程は1日延びています。
さあ、果たして金額はどれくらい変わるのか?
増えるのか?減るのか?
さあっ、どうだっ?!
ドン!!

おおっ!
下がった!
にじゅうはちまんきゅうせんろっぴゃくえん!!!
なんと、1日増えているのに下がったではありませんか!
しかも2万円も!
だったら絶対こっちのほうがいい!
行きも帰りも余裕をもって動けるし。
よし!
イイ感じ!
いったんまとめ
ベッセルホテルカンパーナ沖縄へ泊るツアー、2泊3日を3泊4日に変えたら逆に安くなったよ!
…とはいったもののこれでわが家が沖縄に行けることになったわけではありません。30万近い費用がかかることには変わりないのです。いや、旅先での食事や雑費を考えたら結局は35万くらいはかかるでしょう。そんなお金がいったいどこに…?

それに3泊4日というプラン自体、ぼくが先走りして考えていることであって、家族の休みが合うかどうかも分かりません。
お金と日程。
沖縄の前にはこの2つが大きく立ちはだかっています。これをクリアしないことには沖縄の青い海は見えてきません。
難易度は決して低くないですが、でもあきらめたら終わりなので、まだまだ粘って考えます。
行くぞ、沖縄~!!

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