前回の『うおの目の治療に!ウオノメコロリの効果は?後編』では、パッド6枚を使い切ったのにうおの目を取り切ることができず、失意のまま終わってしまったのですが、実はあの後、事態は急展開を迎えたのです。
結論としては、
ウオノメコロリは効きました。
目次
ウオノメコロリをやめたら白かった皮膚がもとに戻った?
6枚のウオノメコロリを使い終わっても変化なし。おそるべき魚の目のタフネスさ。
薬も使いきってしまったので放置していたのですが、しばらくしてから足裏を見て驚きました。
なんと白いところが赤くなってきているのです。肌が元の色に戻ってきているのです。あんなに真っ白だったのに!
何かヘンだなと思いました。というのもうおの目がどこなのか分からないのです。この中に隠れているのでしょうか?押すと痛いのですからどこかに潜んでいるのでしょう。よく分からないまま、この日はこのままにしておきました。
魚の目は取れていた?!
翌日も仕事でした。やっぱり1日痛かった。
そして夜、家に帰って魚の目を見て驚きました。
なんとすべて赤く戻っていたのです。もう白いところはありませんでした。
皮膚が元に戻ってきているので状態がよく見えました。あらためて見てみてもやはり魚の目が分かりません。なんだかないような…?
でも、と私はその部分を押しました。押すと痛いのです。だって今日1日痛かったのですから。
でも、何度も押したり引いたりを繰り返しているうちに、どうも痛さの種類が最初の時と違うような気がしてきたのです。私はハッとしました。これはひょっとして・・・いや、まさか、そんなことあるワケない・・・でも・・・
そして翌日。
朝起きて足裏を見て、何度か手で押し、それから部屋の中を歩いてみました。
昨日より痛くない。
昨日は1日中あんなに痛くて、ずっと足を引きずっていたのに今日は昨日より痛くない。
私はこの時、悟りました。そのことを確信しました。
うおの目は本当は治っていたのです。
え?と思われるでしょう。私も最初は信じられませんでした。
だって昨日まで痛かったのです。歩くのもツライくらいに。
でもそれはうおの目によるものではなかったのです―――
私は記憶をたどりました。幸い、こんなブログを書いているので写真まで残っています。ポイントはここでした。
これは『ウオノメコロリ』3枚目を剥がした時の写真です。
この時、ボロリと芯のようなものが取れたのです。取れたのですが、まだ患部には白いものが残っていたため、本当の芯はまだ皮膚の奥底にあると考えてしまったのです。
これが間違いでした。本当はここで取れていたのです。
えー?じゃあ、なぜ取れていたのに痛かったの?だって昨日も痛くて足を引きずっていたんでしょ?という疑問がわいてきますよね?
が、これはうおの目によるものではなかったのです。
では何かというと、
うおの目が取れてからもウオノメコロリをはりつづけ、貼り替えのたびに、もう魚の目がとれている皮膚をカッターナイフでこそぎ取り、ピンセットでむしり取っていたのです。
それを何度も繰り返したために、皮膚が必要以上に薄くなり、外部からの刺激に対して弱くなっていたのです。靴底に当たるだけで痛かったのはこのことによるものでした。
なんてバカな話でしょう。うおの目が取れているのにウオノメコロリを使いつづけ、そして皮膚をむしりとっていたのです。痛いのは、オイ、オメー、もうむしるのヤメロ!という皮膚からのシグナルだったのです。
それが証拠に、昨夜は何もつけないで寝たので、おそらく皮膚が少しだけ元に戻ったのでしょう、今日は歩いても昨日ほど痛くないのです。少しは痛いですが、それは皮膚の薄さから来るものだと今となっては分かります。
こんなことがあるのでしょうか?こんなオチでいいのでしょうか?
でも、いいも悪いもありません。
苦闘30日間、うおの目は治ったのです!
結論!ウオノメコロリの効果
というわけで、前回の評価を修正します。
ウオノメコロリは効きました!
使用にあたっては、私のような無駄なことをしないためにも、経過をよく観察してください。
ポイント
- 貼りかえはできれば入浴後
- そのとき柔らかくなった角質層を取り除く(痛い場合は無理しない)
- 中心部がボロリと取れたときは芯があるかを確認
- 芯を取り除かないと再発します
あなたの魚の目は今、どんな様子でしょうか?できたばかりでしょうか?それとも2週間くらいたっているのでしょうか?
いずれにしても魚の目は放っておいて治るものではありません。早めに処置を施したほうがいいのは言うまでもなし。
ウオノメコロリは昔からある定番の薬です。この薬がなぜロングセラーなのか使ってみて分かりました。
魚の目ができたばかりの人、まだ重症化していない人はぜひ使ってみることをおすすめします。
ウオノメコロリが効いて、痛い魚の目と早くおさらばできるといいですね!
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