
靴選びで失敗したことはありませんか?
洋服と違って靴は選び方を間違えると即「痛み」につながってしまいますから注意が必要です。
目次
サイズの小さい革靴を購入
仕事用の革靴を買いに行ったときのことです。
靴のサイズは24.0㎝でした。ちなみにそのとき計ってもらった私の足のサイズは25.5cm。
なのになぜ24.0㎝の靴を購入したのかというと、
それでも足が入ったから
と言うしかありません。
確かにきついことはきつかった。
でもそのときは思ったのです。このくらいならなんとかなるだろう。小指が当たっているけれど、いずれは革が伸びてちょうどいいくらいになるだろう。少なくともじゅうたんの上を数歩歩いた時はそう思えたのです。
が、それは甘い考えでした。
足が痛くて履けない
お店の絨毯の上を歩くのと、実際にコンクリートの道を何十分も歩くのとでは全く勝手が違っていました。
初日にはもう、この靴はめちゃくちゃ痛いということが分かりました。完全につま先が当たっている。要は長さが足りなかったのです。
夜には足を引きずって歩いていました。
痛むつま先をかばおうと、着地するときに靴の中で無意識に足を後ろに引こうとします。
そんな歩き方をして身体にいいわけがありません。
数日後、しまいにはこんなものができてしまいました(いきなり足の裏ですみません)。

うおの目です。
うおの目ができてからその靴は一度も履いていません。やはり小さすぎた。
ストレッチャーで伸ばしてもらいでもしない限り、履くことはできないでしょう。伸ばしたところで履けるようになるかどうかは疑問です。
追記:後日ストレッチャーで伸ばしましたが履けませんでした。ストレッチャーは幅を伸ばすことはできても長さを伸ばすことはできません。
革靴を選ぶときのポイント
今回の経験で言いたいことはこの2つ。
- つま先が動かせない靴を履いてはいけない
- 小指が強く当たる靴を履いてはいけない
この2つは特に注意する必要があります。
靴の雑誌などを見ていると『親指は点で、小指は面で当たるくらいがいい』と書かれています。
なるほどと思いつつ、実際はこれはなかなか分かりにくい。面で当たるという感覚がピンとこないのです。当たるというのが、単に触れる程度のことなのか、それとも圧力を感じるくらいのことなのか、その感覚が分かりません。
この靴を試着した時も、実際小指が当たっていましたが、薬指の下にもぐりこむようでなければいいのかと思い、購入に踏み切ってしまいました。
革靴には『伸びる』というキメの文句があります。『伸びますよね?』とお客さんが言い、『伸びますから』と店員さんが言います。もちろん間違いではないのでしょう。
でも、気をつけないといけないのは、
革が伸びるより早く、自分の足がダメージを受けてしまうことがある。
革はそんなに急には伸びません。
半面、人間の足は数回合わない靴を履いただけでダメージを負ってしまうことがあるのです。
今回はそのことを身に染みて知りました。
靴選び、サイズで迷ったら大きめが無難
個人的体験を踏まえた上で申し上げます。悪いことは言いません。
小さすぎる靴を買うのはやめましょう。
特につま先、小指がきつい場合。
かなりの確率で後悔することになります。
際どいサイズで迷ったら――小さいサイズだとつま先にかなりの圧迫を感じるような場合――私は大きい方をお勧めします。
大きくて緩いという場合はまだ調整が効きます。緩くてかかとが靴擦れを起こすこともないではないですが、靴の内部にパッドを当てたり、中敷きを敷くことで多少は改善の余地があります。
しかし小さい場合はそれがない。
いつになるか分からない革の伸びに期待するのはあまりにも危険です。
靴が大好きで、このタイト感がたまらない、痛くてたまらないのを乗り越えた先に真のジャストフィットがある、という靴フェチの方ならいざ知らず、そうでない方は迷った時は大きい方が無難です。
くれぐれも大事なお金と時間を無駄にしないように靴選びは慎重にしてください。なんとかなるだろうは危険です。
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