【モンブラン】パティスリー エ カフェ プレジール『店内厨房で作ったしぼりたてモンブラン』

 

今日はどのモンブランにしよう?

 

今日は仕事を7時過ぎに上がれたので、横浜駅東口のそごう横浜店さんによりました。

 

行き先はもちろんB2の食品、洋菓子売場

 

目的は…

 

そう、ケーキです。

 

明日休みだし、給料日だし、財布にはまだ千円札が数枚残っているし、ということで、家にケーキでも買って帰ろうと思ったわけです。

 

…いや、その言い方は正しくない。カッコつけてます。

 

自分がどうしてもケーキを食べたいのでそのついでに、というか、自分だけ食べるわけにはいかないので、体面上、家族にも買って帰ろうと思った、というのが正しい。

 

正面の入口ではなく、もう少し左側、日比谷花壇さんのそばの入口から入店しました。

 

ピエール・エルメ』や『ゴディバ』といった名だたる名店が並んでいます。でも今日はここはパス。ほしいのはケーキだからね。

 

通路を歩きながら、ショーケースにあまり近づき過ぎないようにして、遠目に中をのぞきます。

 

いや~、どのお店のケーキもうまそうです。目移りします。

 

こんなウマそうなものを作るケーキ職人さんというのはスゴイ!やっぱり作りながら食べたくなったりするのだろうか?だってケーキをきらいな人がケーキを作る人にはならないだろうし。

 

しかし、みな、案外高い。

 

案外というか、これが相場なのでしょう。なんといっても百貨店のお店だし。

 

だいたいカットケーキ1個、平均で600円くらいでしょうか。

 

でもそんなことを言っていたらここでケーキを買うことなんてできません。腹をくくるしかありません。

 

ファウンドリー』が見えてきました。

 

絶対高い!手が出るわけない!と分かっていてもコワイもの見たさで覗いてみると…ショーケースの中に見える、まさに芸術品のようなケーキの数々。

 

値段を見て予想通り撃沈。すごすごとその場を離れました。いやあ、ホントすごいわ、この店。

 

そして『アンテノール』の前へ来ます。

 

さすがいつ見てもウマそう。お客さんも多い。

 

でもアンテノールはこの前、買ったしなァ。

 

アンテノール『渋皮栗のモンブランロール』

 

もう少し歩いてみました。

 

すると、中央の催事場のようなところにお客さんが並んでいるお店が見えました。

 

なんだろう?と覗いてみると、なんとモンブランが並んでいるではありませんか!

 

おおっ!?なんだ、この店は?!

 

POPというのでしょうか、そこにお店の名前が記されていました。

 

三軒茶屋  パティスリー エ カフェ プレジール

 

どうやら三軒茶屋にあるお店のようです。聞いたことないけど。

 

でも、お店の名前より何より、モンブラン好きのぼくの目を釘づけにしたのはケース内に並んでいるモンブランの数。

 

他のケーキ屋さんのように、いろいろなケーキの中にモンブランがある、イチゴのショートケーキやチョコレートケーキ、その他のケーキに混じってモンブランがある、というのと違うのです。

 

主役はモンブラン。

 

モンブランが主役。

 

おそらく期間限定で出ているのでしょうから、ショーケース自体はそれほど大きいものではありません。そのケースの一番上段、端から端までをモンブランが占めていたのです。

 

ただ、よく見ると、それはケーキというよりは、ガラスのカップ?に入ったデザートのような作りでした。

 

こんな感じです。ちょっと拝借。

 

このタイプの商品が2種類あって、棚の両脇にたくさん並んでいたのです。

 

ぼくは最初、これにとても惹かれました。

 

やべっ!ウマそう!一気に3個くらい食べたい!と思いました。

 

2つとも外見は似ているのですが、微妙に違うらしく、値段が、確か左側のほうが540円、右側のほうが590円くらいだったと思います。

 

その説明も書かれていましたが、よく読みませんでした。栗の産地が違うんだったかナ?

 

その栗がやけにウマそうだったのです。

 

上に乗っている栗もさることながら、ビンの中でガラス越しに見える栗もとても魅力的でした。

 

よっしゃ、これ買おう!ただし、540円のほう。

 

と心の中で決めたとき、前にいたお客さんが言ったのです。

 

「この『しぼりたてモンブラン』ください」

 

ム…?と思いました。しぼりたて?モンブラン?

 

モンブランがしぼりたて?

 

ジュースでもないのにしぼりたてとはこれいかに?

 

よく分かりませんが『しぼりたて』というのはイメージがいい。

 

お店のオジサンが言ったことも気になりました。

 

「これはぜひ、今日中に食べてくださいね」

 

ムムム…

 

そんな注釈をするほどウマいのか、これは…

 

すでにかなり心が傾いていました。ちなみにどんな商品かというと、

 

これは高島屋さん、さっきのは三越さん。百貨店によく出店しているようですね。

 

最初に並んだときから、ぼくもこの商品が目に入っていないわけではなかったのですが、実はそれほど惹かれていませんでした。

 

パッと見た感じは明らかに両脇のビンに入ったケーキ?のほうがおいしそうに思えました。なんといっても栗がいっぱい使われているところがよかった。白いクリームともあいまって視覚的効果はこちらのほうが断然よく見えたのです。

 

が、そのビンタイプを両側に従え、真ん中にデンと居座る『しぼりたてモンブラン』は、あらためて見ると明らかに特別感がありました。

 

おいおいおい、オレはパッと見、地味だけどヨ。栗ものってないけどヨ。だけどウマさはハンパないゼ。なんてったって『しぼりたて』なんだからヨ。しぼってんだぜ?モンブランをよ。オレを食わないとあとで後悔するゼ?

 

と言っているような気がしてきました。

 

「お客様は何にいたしますか?」

 

「じゃ、じゃあ、このモンブランを…』とぼくはその『しぼりたてモンブラン』を指さしました。

 

ビンのほうも気にならないわけではありませんでしたが、まずはこのお店のイチオシらしきケーキからいってみることにしたのです。

 

値段は540円。ぼくの後ろに並んだ人も同じものを頼んでいました。やはり人気です。

 

家族にはイチゴのショートケーキを買いました。こちらも同額。

 

 

食べます!!

 

家に帰っていよいよいただきますタイムです。

 

まず全体像から。

 

シンプルですね。

 

中から少しクリームが見えています。そそります。

 

さらに接写。

 

これでは大きさが分からないという人のために用意したのがこれ。

 

飲むわけじゃないですよ?比較です。

 

いかがでしょう?

 

けっこう大きいんですよ、ホントに。

 

ではいただきます。

 

パクリ。

 

ウマッ!

 

なんて言うんでしょう、これは。

 

後を引くおいしさ、というか。

 

とても濃厚です。

 

ああ、ウマいっす~!

 

しゃーわせー!

 

一番下は何と言うんでしょう?何か名称があるんでしょうけど、そのあたりは詳しくないので分かりません。

 

サクサクした食感。甘い味がします。

 

クリームもおいしい。

 

濃い牛乳を飲んでいるような味、かな?

 

食事の後でもあるのでゆっくり食べていたら、長い間楽しめました。

 

あー、ウマかった。

 

満足、満足。

 

 

 

ただ…

 

ぼくの感想としては、これは女性向きだと思います。

 

そんなことを言ったらケーキは全部女性向なんでしょうけど、ぼく自身は、このケーキのようにほとんどすべてがクリームというよりは、少しはスポンジケーキがあるほうが好きなのです。そのほうが「食べている感」があるというか。クリームのフワフワだけでなく、スポンジケーキのフワフワも一緒に食べたいのです。

 

そのことを別にすれば、このケーキ、すごくおいしいです。

 

調べてみたら三軒茶屋のお店は、去年の3月に惜しまれながら閉店し、最近になって変則的に営業を再開したみたいですね。

 

期間限定ショップみたいなので、いつまでやっているか分かりませんが、今度の週末は平気でしょう。おいしいモンブランを食べたい方はぜひそごう横浜店さんにおでかけするといいですよ。中央の入口から入ってすぐです。

 

 

 

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