バイクを売りたい?査定で損をしないために必ずやっておくべきこと

 

  • 乗らなくなったバイクを売ろうと思っている
  • でもどこに査定してもらえばいいのか分からない
  • とりあえずCMで有名な会社に電話すればいいのかな?

 

 

バイクって愛着が湧きますからね。手放す決心だけでも一大事なのに、どの会社に査定を頼めばいいかとなると、まるで分からなくなりますよね。

 

とりあえずCMでよく聞くアノ会社に電話してみようかなと考えがちですが、でもそれはやめたほうがいいでしょう。

 

なぜか?

 

実はわたしもかつて同じことをして、失敗したことがあるからです。

 

ここでは大切な愛車を売りに出そうと思っているあなたに、査定してもらうにあたって絶対にやってはいけないこと、もっとも気をつけるべきことをわたしの経験を元にお伝えします。

 

あとから後悔しないためにもぜひ読んでみてください。

 

目次

バイクの査定は数社から見積もりをとること【大原則】

 

結論から先に伝えます。くりかえしますが、

 

バイクの査定は必ず数社から見積もりをとるようにしてください。

 

でないと損をすることになります。

 

 

バイク査定を1社だけにしてはいけない理由

 

初めてバイクを売ろうとする人はついCMで有名な買取会社に電話してしまいがちですよね。名が知れてるから安心だろうと思うのも無理はありません。

 

 

でも、それは決していい方法ではありません。というよりやめておいたほうがいいでしょう。

 

というのも、売りなれている人ならともかく、初めてバイクを売るような人は、言い方は悪いですが買取会社の人に丸め込まれてしまう可能性があるからです。

 

結果、思っていたよりも低い査定額になったり、場合によっては損をしてしまうことだってあるのです。

 

そのことをについてお伝えします。

 

CMで有名なバイク買取会社に査定を頼んだときの経験談

 

今から10年くらい前の話です。あるいはもう少し前だったかもしれません。

 

わたしはすっかり乗らなくなったバイクを売ることにしました。

 

バイクの種類
HONDA GB250 クラブマン

 

年式も古く(当時で1つ前のモデル)、もともと中古で買ったものなので、お世辞にもきれいとはいえませんでした。スポークもけっこうサビてましたし。

 

でもちゃんと動くし、乗るのに困ることはなかったのです。

 

「査定額より10,000円上乗せ」に釣られ…

 

当然今までバイクを売ったことなどなく、周囲に聞ける人もいませんでした。

 

わたしはたまたま新聞広告に載っていた「今なら査定額より10,000円上乗せ!」という言葉につられ、CMで有名なB社に電話をしました。

 

すると約束をした時間にB社の査定スタッフ――Aさんとしておきます――がやってきました。

 

Aさんは明るくて感じのいい人でした。

 

このバイクは売れない?

 

ひととおりのあいさつが終わるとAさんはバイクのチェックに移りました。まわりをざっとみたあと、バイクのわきにしゃがみ込み、シートの下のフレームのあたりをじっくりとのぞきこみました。

 

ライトも使ってのぞいていたような記憶があります(さだかではありませんが)。

 

かなり長い時間をかけてAさんはその場所を見続け、それから急に「ん・・・?」と首をかしげ始めました。

 

 

そんなことをされると心配になりますよね?何かあったのかなって。

 

ゆっくりと立ち上がったAさんはわたしのほうをふりむくと、そこで耳を疑うようなことを言ったのです。

 

「ひょっとしたらこのバイクは売れないかもしれません」

 

 

・・・は?

 

・・・売れない?このバイク?

 

・・・なんで?

 

思いもしなかったことを言われ、わたしはあんぐりと口を開けました。

 

 

自分のバイクが盗難車?

 

頭上に「?」が3つくらい点滅したわたしに向かってAさんは続けました。

 

「ここを見てもらってもいいですか?」

 

と指さしたのはさっきのフレームの数字やアルファベットが刻まれているところです。そこには車体番号や形式番号が刻印されていました。今まで自分では一度も見たことのないところでした。

 

のぞきこんだわたしにAさんはその中のさらに1ヵ所を指さしました。「この中の、ここを見てください」

 

わたしにはただの数字やアルファベットが刻印されているようにしか見えませんでしたがAさんはこう言ったのです。

 

「ここがどうも・・・書きかえられているみたいなんですよ」

 

 

・・・は?

 

・・・書きかえられてる?

 

・・・どゆこと?

 

首をかしげるわたしにAさんはまたしても驚くようなことを口にしました。

 

「この〇って文字が一回消された上から書き直されてるみたいなんです」

 

 

は・・・?

 

一度消された上から書き直されてる・・・?

 

このときにはすでに頭の上の「?」マークが10個くらいに増殖していました。

 

「そ、そ、そ、それってどういう、こと、なんでしょう、か?」

 

イヤな予感満載で目を泳がせるわたしにAさんはものすごいことを言いました。

 

「大変申し上げにくいのですが、このバイクは盗難車である可能性があるんです」

 

 

な・・・?

 

な、、、?

 

なに――――――っっっ!!!!!!

 

と・・・?

 

と、、、?

 

とうなんしゃ――――っ??????

 

このとき頭の上の「?」マークはついに100個を超えました。

 

そして「?」に埋もれつつあるわたしにAさんはトドメの一撃を放ちました。

 

「盗難車の場合は買い取ることができないんですよ」

 

 

処分するのに10,000円かかる?

 

まったく予想もしていなかった事態にわたしは言葉を失いました。

 

盗難車

 

盗難車

 

盗難車

 

盗難車

 

 

オロカにも言われたことを100%信じてしまったわたしはうなだれていました。

 

オレのバイクは盗難車だったのか・・・

 

盗難車だから売ることができないのか・・・

 

でもじゃあどうしたらいいんだ・・・

 

そんなわたしにAさんは畳みかけました。

 

※「畳みかけた」などというといかにも悪そうな感じに聞こえますが、実際はそんな感じではなく、盗難車であることが分かってしまって申し訳ない、といった同情的な様子でふるまってくれていました。

 

 

「盗難車の場合は〇〇さんが自分で処分することも難しくなります。なのでウチのほうで処分することもできます。ちょっと料金がかかるのですが」

 

 

魂を抜かれ幽霊のようになってしまったわたしは弱々しい声で尋ねました。「・・・いくらくらいかかるんですか?」

 

「10,000円かかります」

 

 

え・・・?

 

い・・・?

 

い、、、?

 

いちまんえん・・・?!?!?!

 

 

 

 

「しょ、処分してもらうのに10,000円かかるんですか?」

 

「ハイ、どうしてもこれくらいはかかってしまうんです」

 

OMG!!!!!!!

 

もうね、めちゃくちゃな展開でした。

 

査定額より10,000円上乗せだからうまくいったら数万円プラス1万円くらいになるのかなと思っていたら、逆にこっちが1万円払わなければならない?

 

どうなってんのこれ?

 

ホントにどうなってんの?

 

どゆこと?!

 

 

自分のバイクは盗難車だったのか?

 

今になってみると、あらためて自分はバカだったなと思います。

 

冷静に考えればヘンだと分かりますよね。

 

だって別にアヤシイ店で買ったわけじゃないんですよ?そりゃたしかに中古で買いましたけど、古くからある、信頼できる(であろう)お店で買ったんです。

 

 

じゃあその店が盗難車を売っていたのか?という話ですよね。盗難車と気づかずに販売してたのか?って話ですよね。

 

ふつうに考えればそんなことはありませんよね。買取会社が気づけることに販売店が気づけないとは思えません。

 

そのお店に対しても失礼な話です、盗難車だなんて。

 

でもこのときのわたしはそんな当たり前のことに気づけませんでした。

 

もともと人の話を真に受けやすいタイプだったこともあり、明るくて人当たりがよくて親切そうなAさんがウソを言うはずがない、Aさんが言うことは本当のことなんだと、すべてを丸々信じてしまったのです。

 

いやもちろん、Aさんがウソをついていたというつもりはありません。ひょっとしたら本当に「盗難車である可能性があった」のかもしれません。それについての判断はみなさんに任せます。

 

 

バイクの処分費用が下がる?

 

Aさんに言われたことを全面的に信用してしまったわたしですが、ただそれはあくまで心の問題であって、現実的な問題はまた別です。

 

現実的な問題とはそう、「お金の問題」です。

 

バイクを売ってお金をもらおうと考えていたわたしにとって、とつぜん降ってわいたかのように「10,000円払え」と言われてもそんなお金はありませんでした。

 

 

いい年こいてはずかしい話ですが、そんな大金払えと言われてもないものはないのです。したがってないものは払えません。

 

盗難車と言われたショックと、突然の1万円請求にうちひしがれたわたしは弱々しく答えました。

 

「じゃあ今回はあきらめます・・・とても1万円は払えないので」

 

1万円なんて払えないし払うつもりもないから今日のところは帰ってもらおうと思ったのです。

 

 

するとAさんはちょっと考えてから言いました。

 

「ではちょっと社に交渉してみます」

 

 

社じゃなくて上司だったかもしれません。こまかいところは忘れましたが、とにかくAさんはわたしが断ると急に会社に電話してみると言い出したのです。

 

「はあ・・・」というわたしの返事を聞くか聞かないかのうちにAさんはさっさと電話をかけるために離れたところに行ってしまいました。

 

この電話が長かった。いや、正確には会社からの返事が来るのが遅かったということなんですが、とにかくやたら長い時間がかかりました。

 

わたしも営業をしていたので会社に価格交渉したことはあります。でもいくらなんでもこんなに時間かからないでしょ?っていうくらい、このときは時間がかかりました。

 

今思えばこれも何かの戦術だったか?と勘繰ることもできます。

 

 

で、やっと返事が来たらしくAさんはわたしに言いました。

 

「5,000円で処分します」

 

 

なんととつぜん半額になったのです。

 

かなり大幅な値下げでした。10,000円が5,000円ですからね。ふつうならこれで納得する人もいるでしょう。

 

でもわたしは、心はすぐに乗っ取られるクセに、お金の問題ではそう簡単には乗っ取られませんでした。

 

5,000円でも高い、と感じたのです。

 

「いや~、5,000円もちょっと・・・」払えないということを伝えると、Aさんは口をギュッと閉じて考え込みました。それから、

 

「ではもう一度、社に交渉してきてみます」

 

 

と言ってわたしから離れていきました。おおよそ、

 

5,000円でもダメだって言うんスよ。もうちょっとなんとかなんないスか?

 

みたいなことを聞いていたのでしょう。

 

そしてこのときもまた長かった。いったいどんだけ長いんだっていうくらい長かった。完全に待ちくたびれてました、このときは。

 

で、やっとこさ帰ってきたAさんの口から出てきた価格は、

 

 

3,000円

 

 

本当は2,000円くらいがよかったけど3,000円なら今の財布にもあります。3,000円なら払えなくはありません。

 

それにすでに夕方になっていました。腹も減ってきていたし、これ以上待たされるのは勘弁してほしいという気持ちになってきていました。わたしはここで首を縦に振りました。

 

 

買取会社はタダでは帰らない

 

こうしてわたしの愛車はトラックにしばりつけられ、運んで行かれました。

 

去っていく後ろ姿を見ながら思わず悲しくなりました。まるで飼っていたロバを連れていかれるような気持ちでした。ロバを飼っていたことはないけど。

 

 

そしてわたしの財布からも3,000円が消えていました。

 

心と財布にポッカリと穴が開いたように感じながらわたしは悟りました。

 

 

買取会社はタダでは帰らない。

 

 

これはわたしの推測なのでひょっとしたら間違ってるかもですが、でもたぶん買取会社の人は

 

 

来たら必ずバイクを持って帰る

 

 

くらいの心づもりでいるように感じました。

 

つまり、「出張見積無料」と宣伝や広告にはよくうたわれていますが、実際には、出張したら見積りだけで帰ることはないということです。

 

わざわざガソリン代と時間をかけてやってくるわけですから、来たからにはバイクを持って帰る、そういう気持ちで出張していると考えたほうがいいでしょう。

 

これはいい悪いではなく、企業として考えれば当然ともいえます。どんな企業だって経費対効果を考えますからね。

 

 

でもだとすると、初めてバイクを売るような人がひとりでこれらの会社に立ち向かうのはかなり不利です。

 

百戦錬磨の買取会社の人にうまく丸め込まれてしまいかねません。

 

 

バイク買取は数社から見積もりをとるべき

 

あとになってバイクに乗る人に会う機会があり、この話をしたら、「他のところでも聞いたほうがよかったんじゃないの?」と言われました。

 

まさにそのとおり、わたしの最大のミスはこれでした。

 

査定を1社だけに頼んでしまったこと。

 

あのときせめて、「もう1社でも査定するので待ってください」と言えれば結果はかなり違ったものになっていたと思います。

 

 

ひょっとしたらこちらがお金を払うなんてことにならずに、少額でも買い取ってもらえたかもしれません。可能性として。

 

でもそれを怠ったため、というか気づけなかったため、B社だけで査定をし、結果あのようなことになってしまったわけです。

 

ですからそこから得た教訓はただ一つ。

 

バイクの買取査定は複数の会社から見積もりをとること

 

これにつきます。

 

 

複数の買取会社に査定を頼むのはめんどう

 

ただ、現実的には複数の買取会社に査定を頼むのはなかなか手間です。

 

1社だけでもあんなに時間がかかるのに、これが2社、3社となったらどれだけ時間がとられるか分かったもんじゃありません。

 

それにくわえ、わざわざ来てくれた買取会社の人に向かって、他と比べるので待って下さいとはなかなか言えない人もいるでしょう。わたしも正直言いにくいです。

 

 

ですが、これらの悩みを一手に解決してくれるサービスがあるのです。

 

 

バイクの一括査定ならバイクブロス

バイク 査定 相見積もり

 

それが「バイクブロス」です。

 

バイクブロスの大きな特徴は「バイクの無料一括査定」です。

 

これは無料で、最大8社で査定してもらえるというもの。このサービスはすばらしいです。

 

バイク 一括査定
~バイクブロス公式サイトより

 

くわしくは公式サイトを見てほしいんですが、この中でわたしが注目したのはここ。

『バイク買取査定』は、バイクの買取で大手優良企業をはじめ、47都道府県の各地に買取に積極的な多くの販売店に対して無料で一括査定が可能なため、各企業からの査定金額を簡単に比較でき、より高値でバイクを売ることができます。

 

「買取の大手優良企業」というのはわたしが依頼した会社も含まれると思うのですが、査定をするのはそれ以外の、各地の販売店も含まれてくるということですよね?

 

これは非常に安心感があります。やはり査定はたくさんの会社の中で比べてみたいですから。

 

つまりこのサービスを使うことによって、バイクを査定に出すときに気をつけることがしっかりとカバーできるわけです。

 

バイクブロスの無料一括査定

 

査定は簡単。PCは明示されているところをクリック、スマホなら右上のメニューから「バイク買取」に進めばすぐ入力画面になります。

 

大型バイクから人気のビッグスクーター、オフロード、ハーレーやBMWなど外国メーカーモデルから原付まで幅広く対応します。愛車や基本情報の入力だけで簡単に査定できるので、下取り価格相場の比較するにも便利です!もちろん手数料は必要ありません。売却しなかった場合でも査定費用を請求することは一切ありませんので、安心して無料一括査定を利用してみてください。

~バイクブロス公式サイトより

 

 

バイクブロスでも引き取り料金がかかることも

 

でも目ざといわたしはこんな一文を見つけました。

※一部、買取りができない車両は引取り料金がかかる場合もあります。

 

つまりバイクブロスで一括査定しても値がつかなくて逆に費用がかかってしまうこともありえるってことですね。わたしと同じように。

 

でも、ここまでやってそうだったらあきらめもつくじゃないですか。1社だけに頼んで同じことになるよりよほど説得力があるというもの。

 

だからじゅうぶんにやる価値はあるんじゃないかと。

 

 

バイクを売るときは一括査定で!

 

あのときこんなサービスがあったらな、と心の底から思います。もしかしたらあったのかもしれないけど気がつかなかったww

 

そもそもバイクを売りたいといってもそれって金額次第ってところがありますよね?それなりに満足できる価格なら売るけどそうでないなら売らないという気持ちが誰しもあると思います。

 

 

でも査定を1社だけにしてしまうと、自分が思っていたのとは違うほうに話が進んでいってしまうことがあります。

 

それをさけるためにも複数の買取会社で査定ができるサービスを使わない手はありません。

 

大切な愛車を気持ちよく送り出してあげるためにもぜひ「バイクブロス」で無料一括査定してみてください。

 

あなたの愛車にうれしい査定が出ることを願ってます。

 

簡単1分愛車一括査定!

スポンサーリンク