
最近、電力会社やガス会社から電気に関する案内が届いていませんか?
電力の自由化にともなって電気もどこから買うか選べる時代になっています。
シミュレーションが面倒くさいと思うかもしれませんがやってみると意外に簡単。
神奈川県に住むわたしが東京電力と東京ガスでシミュレーションしてみたのでぜひ読んでみてください。
目次
東京電力エナジーパートナーの「電気+ガス」セットプラン

東京電力の小売電気事業を引き継いだ「東京電力エナジーパートナー」から届いた案内。
電気もガスも東京電力へ
セットにするともっとお得になる
「年間で7,600円もおトクに!」という字が目に飛び込んできます。

インターネットで試算してみることにしました。
電気代試算
必要事項を順に入力。

検針票を使うのはこちら。

これには2つの入力方法があります。
- かんたん 1ヵ月分の電気代で計算
- くわしく 電気の使用量で計算
わたしは検針票が1枚しかなかったので1の方法でやりましたが、より正確さを求めるためにはできるだけ多くの検針票を元に2の方法で入力したほうがいいでしょう。
ちなみにこれは2の方法で10月だけ入力した場合。ほかの月は勝手に試算されています。

ただ、これだとどこまで自分の家の実情にそくしているか分かりません。検針票がたくさんあるほうがいいというのはこのためです。
ガス代試算
ガスも同じように必要事項を入力していきます。

電気と同じく1ヵ月分しか入力していませんが、ちゃんと検針票を保管している人は2の方法でやってください。
すべてを入力したら結果が出ます。
シミュレーション結果

1万円お得!?
内容は以下のとおり。

- 電気代 1,221円
- ガス代 8,543円
- ポイント 245円相当
- 合計 10,009円
電力に限っていえば1年間で1,221円。正直そんなに大きい額ではありません。
むしろガス代のお得が大きい。
ただ、これは「スタート割」の5,156円を含んだ額なので、2年目からはその分のお得がなくなります。
東京ガスの料金シミュレーション

実は同時期、東京ガスからも同じようなパンフレットが届きました。
東京ガスのガス代試算
こちらも1ヵ月分だけで算出してくれます。

11月に「60」㎡と入力して「年間使用量を計算」を押すと、

このように1年分の使用量が算出されます。「東京電力エナジーパートナー」と同じ。

年間761㎥。12月から3月が高めに計算されています。
こちらもできればたくさんの検針票をもとに入力してください。
東京ガスの電気代試算

1年間で2,768KWh。1月、2月、8月が高めの計算。たしかに電気ストーブやエアコン使いますからね。
以上で入力は終わり。結果はこうなりました。

年間3,660円相当おトク。
東京電力と東京ガスのシミュレーションの比較
金額だけ見るとかなりの開きがあります。
- 東京電力 10,009円
- 東京ガス 3,660円
ちなみに元となる現在の料金はそれぞれいくらで算出されていたのか?
[東京電力エナジーパートナー試算]水色の部分

[東京ガス試算]赤の部分

[現在料金試算の比較]
電気料金 | ガス料金 | |
東京電力 | 67,702円 | 106,408円 |
東京ガス | 74,832円 | 103,516円 |
ガス料金は近い数字が出ていますが、電気料金は東京ガスの試算のほうがやや高め。
ここの数値を正確なものにするためにも何度も言いますが、検針票はできるかぎり多く用意したほうがいいですね。
東京電力のセットプランへ申込み
ということでわたしは東京電力のプランで申し込むことにしました。「スタート割」がある東京電力プランのほうが1年目は安いというのも魅力的でした。
申込みに際しては検針票の3つの番号を入力します。電気もガスもほぼ同じ。
- お客様番号
- 供給地点特定番号
- 検針月日(もしくは次回検針予定日)


最後に「契約内容に同意する」にチェックを入れて送信。

これで完了です。

すると登録したメールアドレスに受付完了のメールが届きます。「登録番号」も記載されているのできちんと保管しておきましょう。
ちなみに申し込み後のキャンセルはネットではできません。電話連絡が必要になりますのでよく考えた上で申し込んでください。電話も混みあっててつながりにくいみたいです。
申込後の日程
- 申込み~数週間以内 スマートメーターへの取り替え工事
- 申込み~利用開始前後 契約内容の確認
- 利用開始
※原則、スマートメーターの取替にともなうお客さまの費用負担はございません。
※工事はメーターの取付場所で行い、ご不在時でも工事をさせていただく場合がございます。
メーターの取付場所によっては、お客さまの立ち合いが必要な場合がございますので
あらかじめご了承ください。※スマートメーターへの取替工事は、申込みから2週間を目途に行いますが、
申込み受付の状況や一般送配電事業者の工事の状況により2週間以上かかる場合が
ございますのであらかじめご了承ください。※スマートメータの工事日は、チラシを配布するなど、工事会社より事前に連絡いたします。
東京電力エナジーパートナー公式サイトより
これは電気の場合ですがガスでも同じ。申込みの後はやるべきことはありません。
「コインチェック」の「コインチェックでんき」も検討の価値あり
あとから気がついたのが仮想通貨取引所「コインチェック」が運営する「コインチェックでんき」。
これは電気料金だけに関するものですが、
毎月の電気料金の1~7%をビットコインとして貯められる
支払額は今までどおりで、その一部をビットコインとして手に入れられるのです。

これとは別に料金自体を下げて、支払いをすべてビットコインで行うプランも選べます。

よほどビットコインを持っている人ならいざしらず、ほとんどの人は最初のプランじゃないでしょうか?ちなみにわたしが済む神奈川県だと4%分のビットコインが手に入ります。

1ヵ月の電気代が仮に6,000円だとしたら240円。年間で約2,880円。
それほど大きな額ではないとはいえ、ビットコインの好きな人には魅力的なプランでしょう。こっちにすりゃよかったかな?
自分の好きなプランで電力自由化の恩恵を受けたほうがいい
あくまで1ヵ月分の料金にもとづいた試算ですが(コインチェックでんきは概算)、3つのおトク額を比べるとこうなりました。
東京電力エナジーパートナー | 東京ガス | コインチェックでんき | |
おトク額 | 10,009円(2年目からは4,853円) | 3,660円 | 2,880円(ビットコイン入手) |
おトク額に差はありますが、どのプランにしても支払い額が下がることは共通しています。
だったらやったほうがいい!
食品をどこのスーパーで買うかを選ぶように、電気をどこで買うかも選べる時代です。
ましてやスーパーで少しでも安いものを買おうとするくらいなら、電力を安く買わない手はありません。たったこれだけで年間に数千円からお得になります。
せっかく届いた案内を放っておくことはもったいない!誰でも簡単にできるので、ぜひシミュレーションやってみてください。
ではまた次回、です!
追記:東京電力エナジーパートナーの新料金プラン推移
2018年になり、いよいよ新プランの料金に切り替わったのでわが家の実数値をご参考までに載せておきます。
月 各料金 | 電気料金 2017年変更前 | 電気料金 2018年新プラン | ガス料金 2017年変更前 | ガス料金 2018年新プラン | 電気・ガス合計 昨年との差額 |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 5,497円 | 5,003円 | 8,206円 | 8,188円 | ▲510円 |
2月 | 4,741円 | 7,530円 | 7,413円 | 7,105円 | 2,483円 |
3月 | 5,040円 | 4,811円 | 8,422円 | 7,011円 | ▲1,639円 |
4月 | 5,292円 | 5,331円 | 7,048円 | 5,750円 | ▲1,260円 |
5月 | 5,468円 | 5,324円 | 6,681円 | 6,028円 | ▲797円 |
6月 | 5,200円 | 5,915円 | 5,061円 | 5,050円 | 704円 |
7月 | 6,433円 | 3,239円 | |||
8月 | 10,553円 | 3,250円 | |||
9月 | 9,052円 | 3,621円 | |||
10月 | 5,717円 | 6,930円 | |||
11月 | 5,545円 | 7,588円 | |||
12月 | 5,857円 | 7,905円 | |||
1月 | 8,744円 | 11,136円 |
2月に電気代が謎の暴騰をしています。中二のバカムスコが電気ストーブをつけっぱなしにしていることが多かったからかもしれません。
それさえなければプラン変更はまずまずの滑り出し。通年で下がってくれることを期待しています!
【6月ひとこと追記】5月分まで出ました。2月以外は前年を下回っています。おおむねいい感じですね。これから夏に向けてどうなっていくかです。
【7月ひとこと追記】6月の電気代が前年を大きく上回ってしまいました。エアコン・・・?