
- 大学受験でそろそろ本格的に勉強を始めなければいけない
- 塾は高いから通信講座を考えているんだけど
- 進研ゼミって効果あるのかな?
そんなふうに悩んでいるあなたに、数十年前、進研ゼミで大きく成績を上げることのできたわたしが、熱意をもってそのよさを伝えます。
目次
進研ゼミが合う人とは?
最初に言っておくと、進研ゼミのような通信講座は合う人とそうでない人がいると思います。
これはわたしの見解ですが、進研ゼミが合う人というのは、
- 内向的な人、ひとりでコツコツやるのが好きな人
- ある程度自分をコントロールできる人
- 活字を読むのが好きな人
このあたりの人が、進研ゼミを続けられ、しかも成績を上げていけるタイプなのではないかと、自分の経験から考えます。
自分をコントロールできているかどうかは別にして、わたしの場合は進研ゼミがめちゃハマりました。進研ゼミに合格させてもらったといっても過言ではありません。

進研ゼミを始めてからの成績の推移

もう30年以上前のことなので、記憶が不確かなところもあり、時間軸についてはやや正確さを欠きますが、おおまかな流れは覚えているのでその点をお伝えしていきます。
高校2年生での模試の結果は最悪
2年生のころは音楽ばかり聴いていて、ロクに勉強をしていませんでした。でもそろそろ3年生、受験生だからと模試を受け(というか受けさせられ)、結果は惨敗、当時、行けたらいいなと考えていた大学はすべてこのままでは不合格という判定となってしまいました。
これはさすがにマズイなということで、(その経緯は覚えていないのですが)親とも話をし、新しく始めることにしたのが進研ゼミでした。もともと高校受験のときからその存在は知っていたのですが、そのときは縁がなく、、、
通信講座は、塾ほどお金がかからないこともあり、「赤ペン先生」にも興味があったので、とりあえずやってみることにしたのです。
高校3年の夏くらいから成績が上がり始める
自分自身は何も才能がなく、センスもなかったのですが、「続けること」だけは得意でした。
そういう意味では、わたしは進研ゼミに合っていたのでしょう、とちゅうの話は飛ばしますが、高校3年の夏くらいから成績が上がり始めました。
学校の成績が、というより、受験のための成績が上がってきたといったほうがいいかもしれません。このころから模試の判定がよくなってきたのです。
冬にはすでに、ある程度は志望校が狙える位置にいられるようになっていました。

志望校に合格

そして受験。もうよほど大きなミスをしないかぎりは合格できるんじゃないかという手ごたえをもって当日を迎えることができました。
とはいっても試験当日から合格発表の日までは不安な気持ちで過ごしました。やっぱり結果が出てみないと分かりませんからね。
で、結果ですが、実は同じ大学の2つの学部を受けていて、その両方に合格することができました。文学部と経済学部という一貫性のなさw
で、迷った挙句、つぶしが効くということで経済学部に入学したのです。

進研ゼミのよかった点
いったい進研ゼミの何がよかったのか、どんなところが合っていたのか、その理由をお話しします。
赤ペン添削が神だった
とにかくこれですね、赤ペン添削が、控えめに言って神でした。
それまでは勉強といえば問題集をやるくらいしかなく、分からないところで挫折していました。
ところがこの赤ペン添削は違ったのです。
――あれは進研ゼミを始めていちばん最初、テストを提出したときのことです。帰ってきた答案を見てビックリ!
赤ペンでギッシリだったのです、大げさじゃなく。余白の部分のほとんどが赤ペンで埋め尽くされていました。
たしかにやる前から、赤ペン添削のことは聞いていました。親切丁寧なコメント、解説が赤ペン先生によって書き込まれますとは聞いてはいました。
本当にギッシリだったのです。
これは、当時10代の純真な?高校生には衝撃的でした。自分のためにここまで細かく書いてくれるのかと感動を覚えましたね。ウソじゃなく。
もちろん、その解説で分からないところを質問することもでき、それに対するさらなる解説で疑問点はほぼ解消できました。
印刷された機械的な活字ではなく、生身の人が、それも自分に向けて個別に書いてくれたということが、わたし的にはものすごく貴重なものに感じられたのです。
そういうわけで、「赤ペン先生の解説を読むのが楽しみになります」という進研ゼミの戦略にまんまとかかったわたしは着々と受験勉強を進めていくことができたのです。

勉強の進め方がわかった

定期テストと違い、受験勉強は非常に長い期間をその準備に充てることになります。これをひとりでやろうとすると、どうやって進めていいか分からなくなりがち。
長いとはいえ、限られた時間の中でいかに効率的に学習を進めるかを考えれば、決まったスケジュールにそって進めていくのがいいのは言うまでもありません。
その点、進研ゼミの学習講座ならそういったスケジュールはすべて設定してくれるので、自分で頭を悩ます必要がありません。
スケジュールが決まればあとは淡々とそれをこなしていくだけ。
ひとりではこんなふうに進められず、今のやり方が本当に正しいのか迷うことにもなりかねませんが、進研ゼミはその道のプロです。進め方についてはプロに身をゆだねて間違いはありませんから安心して勉強ができます。
わたしもこのおかげで正しいやり方で受験勉強を進めることができました。この点も、赤ペン添削とならび、大きなメリットだったと感じます。
月刊誌で息抜き

ここは今の若い人にはあてはまらないかと思いますが、、、
毎月送られてくる教材の中に月刊誌のようなものがありました。進研ゼミで受験勉強をしている人からの投書や、受験に関する小ネタ、小話、その他ちょっと軽めの内容のものが書かれている雑誌みたいなやつです。
今はスマホがありますから、こんな雑誌で息抜きなんてプリミティブ?な人はいないでしょう。そもそもこんな月刊誌自体なくなっているかもしれませんね。
進研ゼミのおかげで合格できた
本当はもっとくわしく書ければいいんでしょうけど、なにぶん昔のことで、こまかいところは思い出せません。
ただ、確実に言えるのは、わたしの場合は進研ゼミがあったからこそ希望の大学に合格することができたということ。
進研ゼミなしではきっとやり方もわからず、路頭に迷い、効果的な勉強もできなかったでしょう。当然、成果も出ず、希望の大学に合格できることもなかったでしょう。
(といっても、元がアホなので希望の大学自体、想像されるような学校じゃございませんのであしからず)
だから、わたしの場合は、進研ゼミさまさま、なのです。これはホントです。
現在の進研ゼミのメリット
ここでわたしが感じる現在の進研ゼミのメリットをご紹介します。
24時間いつでもスマホで質問できる

つまずいた問題をスマホで撮影し、質問を送るだけ。わからない問題を残さないからやる気がさがりません。
ひとりで勉強していると、どうしても分からない問題というのにブチ当たりますよね。分からないところを乗り越えられるかどうかがひとつの分かれ道になります。
わたしの時代はこれが「赤ペン先生」でしたが、現在はさしずめ「スマホ先生」ですね。「ほぼ翌日に」回答が来るのですから昔とはスピード感が違います。
こういうサービスは使い倒してこそ価値がありますから、分からないところはどんどん質問してみてください。

5教科、3000本の動画が見放題

高校1年~3年までの5教科3000本の動画が見放題です。苦手な分野やまだ休校中で授業が不安な箇所などを確認することができます。
これも現代ならではの勉強法ですね。
動画であれば通学の電車の中でも見られますし、テキストで勉強するのに疲れたときなど、動画を流して気分を変えることもできます。
そんな動画が3000本もあるのですからこれは十分に利用価値があります。
魅力的な教材が多い

昔もそうでしたが、今の進研ゼミはそれに輪をかけて教材が豊富なように感じます。たとえばタイトルだけ見てもこんなにいろいろあります。
- 「授業で差がつくテクニックBOOK」
- 「厳選ニガテ高1復習」
- 「高1・高2ポイント速攻マスター」
- 「合格への100題」
- 「キミ専用 合格への弱点克服BOOK」
- 「カタマリ読み式リーディング」
くわしくは公式サイトを見てほしいんですが、とにかく思わず手に取りたくなるテキストが豊富にあります。上手に使えば必ず力がつくはずです。
以上のように、さまざまなメリットがあり、順序だてて勉強を進めていくためのプランもしっかり練られていますから、受験生であるあなたは、そのプランにそってやっていくことで少しづつ合格へ近づくことができます。
まずは資料請求だけでもしてみてください。進研ゼミで勉強することがどんな感じなのか、公式サイトを眺める以上に伝わってくるはずです。

進研ゼミ愛が高じて就職の面接を受ける
ここからは余談です。興味のある人だけ読んでください。
晴れて希望の大学に合格できたその4年後。いや3年半後でしたでしょうか?
いよいよ就職活動を開始しなければならないというときになって、わたしが選んだのは、そう、福武書店だったのです。
つまりわたしは進研ゼミ愛が高じて、就職(したい)先に福武書店を選んだのです。
それだけ感謝の念があったからです。
自分は進研ゼミのおかげで合格できた、そんな力を与えてくれた会社で働きたいと、20才そこそこのわたしは思ったのです。
決して冗談じゃありません(でもここから先、冗談みたいな話になります)。
役員面接で沈没
面接に及んでわたしは進研ゼミへの思いを熱く語りました。自分を合格に導いてくれたこの会社で働きたい、今度は自分が受験生に力を与える立場になりたい、ということを口下手ながらモゴモゴと面接官に向かって話したのです。
そうしたら驚いたことに初回面接を突破。
ですがわたしはその後の面接も奇跡的にクリア、信じられないことにあとは役員面接だけというところまでやってきたのです。
他の会社もそうだったと思いますが、役員面接というのは、それまでの面接に比べるとそんなに難しいことは聞かれず、どちらかというと入社の意志の確認程度で終わると一般的には言われていました。
役員面接まで進めば入社できる可能性は高いということです。
役員面接ではどんなことを聞かれるか、どんな準備が必要かということをよく調べることもないまま、面接を迎えました。
そのときのことは今でも鮮明に覚えています。面接の後半になって聞かれました。
「最近読んだ本は何ですか?」
「最近のニュースでいちばん興味があることは何ですか?」
・・・こんなこと、ふつうスラスラ答えられますよね?少なくとも就職活動をしている最中なら楽勝で答えられる、いや答えられなきゃいけない質問です。
なのにわたしはこの2つの質問両方にまるでトンチンカンな答えをしてしまったのです。
思い出すのも情けない、マヌケな答えです。
言いながらドツボにハマっていく自分を感じました。途中から頭が真っ白になり、口をパクパクさせながらワケの分からないことを答えました。
そんな自分のことを役員が冷たい目で見ていました。その目は言っていました。
”…こんなカスがなぜ役員面接に紛れこんでいるんだ?”

隣の役員の目も同じようなことを言っていました。
”早くこのカスをつまみ出せ”

ここまで来られたのはただの偶然で、化けの皮がはがれた瞬間でした。
・・・最後までしどろもどろになってしまったわたしはうなだれて面接室を出ました。そして確信しました。
5000%落ちた、、、

もうそれは紛れもない事実でした。あれで受かるわけがない、あんな答え方をして面接に通るはずがない、あれで受かったら逆にこの会社はどうかしている、と思うほどの大失態でした。
抜け殻のようになったわたしは福武書店の入るビルを出て、近くの神社をフラフラとさまよいました。
あまりの悔しさ、ふがいなさに思わず涙がこぼれそうになりました。
数日後、電話があり、
残念ながら今回は縁がありませんでした
ということを言われました。あるいは手紙だったかもしれません。
これで自分が福武書店に入社することはなくなった、ということがわかりました。
それから数か月後、やっとのことである小売りの企業に入社が決まりました。そこで意に反して営業部に配属され、苦悩の人生が始まっていくわけです。
あのとき福武書店に入社できていればどんな人生だったのだろうか?と今でも思うことがありますが、もうそれは後の祭りですね。
合いそうなら進研ゼミおすすめです
というわけで長々と語ってしまいましたが、要は自分のようなタイプなら、進研ゼミはきっと合いますよということです。
数十年前の体験談とはいえ、福武書店、いやベネッセの企業としての根本的な理念、思想は変わっていないでしょう。今はスマホの活用も入ることによってさらに効果的な勉強ができます。
家にいながらにしてプロの指導が受けられる通信講座、その中で何十年もの期間にわたり、多くの受験生に支持されている進研ゼミなら、きっとあなたの力になってくれます。
ベネッセの「進研ゼミ高校講座」の紹介ページの中に「無料体験教材・資料の申し込み」があります。興味がある人は一度どんなものか見てみてはいかがでしょうか?
進研ゼミがあなたにとってぴったりの教材となることを願ってます。