- しょっちゅう便秘と下痢をくりかえす
- お通じが悪くてお腹が苦しい
- さいごはいつも下痢になる
過敏性腸症候群って本当につらいですよね。
出ないお通じ。襲い来る下痢。そのたびにどれだけイヤな汗をかいたことか。
コイツとおさらばできたらどれだけ幸せになれるのか?そんなふうに思わずにはいられません。
ここでは、長い間、過敏性腸症候群で困っていたわたしが、その症状を多少なりとも軽減させることができた2つのものを紹介します。
辛い思いをしているあなたの参考になれば幸いです。
目次
過敏性腸症候群の症状
先にわたしの過敏性腸症候群の症状についてお話しておきます。
便の形状と頻度から「便秘型」、「下痢型」、「混合型」、「分類不能型」の4つの型に分けられます。
~「日本消化器学会ガイドライン」より引用
わたしの場合は「混合型」でした。
- 基本、お通じがほとんどない(あってもシカのフン程度)
- それが3日ほど続く
- お腹が張ってくる
- それでも食べる
- 下痢する
このパターンをほぼ正確にくりかえしていました。
下痢になるのはたいてい夕食後で、昼間じゃないのが不幸中の幸いでしたが、それでもたまに昼食のあとに腹痛を起こし、トイレにかけこんだこともあります。
夕食後の下痢もひどいときはあまりの痛さに立っていられなくなり、洗面所で床に突っ伏していたこともあります(家族はそれを見て、何も見なかったふりをしてました)。
命にかかわる病気ではありませんが、突然起こる腹痛や下痢、腹部の不快感などにより、生活の質(QOL:Quality of life)を低下させます。
~「メディカルノート」より引用
この説明のとおり、たしかに命にかかわるわけではないのですが、コイツのおかげでわたしのQOLはダダ下がりでした。
過敏性腸症候群を治すために使ってみたもの
もちろん、わたしとて手をこまねいていたわけではありません。この症状をやわらげるためにいろいろなものを試しました。
その中から、「わたしにとって効果があった」と感じられたものを2つ紹介します。
便秘解消のためにオリゴ糖
これは過敏性腸症候群を治すためというより、便秘をなんとかするのが目的でした。
というのもわたしの場合は症状として最初に現れてきたのが便秘だったからです。
なので便秘解消のためにあれこれ使ってみて、最終的にたどりついたのがオリゴ糖でした。
自分の中での比較ですが、これは効果がありました。
オリゴ糖の飲み方
基本的に使うのは朝です。今現在のわたしのルーティンを紹介します。
- コップ1杯の水(常温)を飲む
- 〇〇〇を飲む(あとでお話しします)
- ホットミルクにスプーン3杯のオリゴ糖をとかして飲む
- このあとにトースト、コーヒー
ポイントは(って勝手にポイントと思っているだけですが)、水を飲んだだけの身体にオリゴ糖を注入するという点です。
別に根拠はありません。ただなんとなくそのほうが効きそうな気がして。
最近はミルクをやめ、コーヒーに直接オリゴ糖を入れて飲んでます。
オリゴ糖の効果
これを飲むようになって明らかに変化がありました。
- 獲物(分かりますよね?)が大きくなった
- 獲物が現れる頻度がふえた
なんといってもよかったのは1の「獲物が大きくなった」です。
この「大きい獲物」が現れるというのは便秘の人にとってこの上ないヨロコビをもたらしてくれます。
朝から、
ときたときの爽快感といったら!
もう言葉では言い表せません。身体と同時に心までも軽くなります。会社に行くのもいつもほど憂鬱じゃなくなりますww
ちなみに値段が安いからこの「イソマルトオリゴ糖」を使っていますが、こちらの「てんさいオリゴ糖」でも同じような効果を感じることができましたし、なんとなく身体にはこっちのほうがよさそうな気も。
過敏性腸症候群の下痢の症状軽減のために飲んだもの
オリゴ糖を飲む?ようになって便秘の症状は以前よりは軽減することができましたが、でもオリゴ糖とて万能ではありません。
期待したような獲物が現れないときもあり、小さな獲物が続いた結果、さいごは結局下痢になってしまうということも少なくはありませんでした。
特になぜか夕食後に下痢になることの多いわたしは、
- トイレにこもる時間が恐ろしく長い
- 家族もいやがる
- 食べたものをほとんど無にしてしまっている気がする
という感じでとにかく下痢になるのをなんとかしたかったのです。
そこで始めたのが養命酒でした。
次の場合の滋養強壮
胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性、肉体疲労、虚弱体質、病中病後
見てのとおり胃腸虚弱に効能ありと書かれています。
そこで、胃腸虚弱に効くのなら過敏性腸症候群にも効くんじゃないかと考えたわけです。
養命酒の飲み方
成人1回20ml、1日3回、食前または就寝前に服用する
服用する、なんて書いてあるところを見ると、あらためてこれは「薬用」なんだなと思いますね。なんか期待が持てそうな気がしますよね。
で、1日3回ですが、わたしの場合は基本1日2回でした。
まず朝がこうなります。
- コップ1杯の水(常温)を飲む
- 養命酒を飲む
- ホットミルクにスプーン3杯のオリゴ糖をとかして飲む
朝飲むと身体が温まるような感覚があって、冷え性気味のわたしにはよかったです。
昼間は仕事に行ってますし、夕食後と就寝の時間がほぼ同じという日も多かったので2回で終わらせることが多かったですね。
養命酒は続けることが大事
実をいうと養命酒を飲むのはこれが初めてじゃありませんでした。
今から10年以上前、まだ30代のときに一度トライしてみたことがあります。
でも残念ながらこのときは長続きしませんでした。
今ほど切実な状況じゃなかったということと、やっぱりそんなにうまいものじゃないということもあって、1本飲み切る前にやめてしまったのです。
これでは当たり前ですが効果はでません。養命酒は飲み続けてこそ効能が期待できるものなのです。
養命酒の効果が出てきた時期
前回のことを肝に銘じ、今回はしっかりと続けました。1日3回は無理でも2回は必ず飲むようにして、それをずっと続けました(ちなみにこのころは750mlの小さいほうのサイズを買っていました)。
あれは2本目、あるいは3本目に入ったころだったでしょうか。こんなことを感じられるようになったのです。
最初は気のせいかなとも思ったのですが、でもやはり下痢になることが少なくなっていました。
- 下痢になる回数が減った
- 食後に下痢になりにくくなった
- 食後、「あ、来たかな?」と思っても下痢にならずにおさまることもあった
こんな感じであきらかに養命酒を飲む前よりも、下痢で苦しむ回数が少なくなってきたのです。
これはかなり朗報でした。
でもトイレにこもる回数が以前より少なくなった、これだけでもわたしにとっては効果大です。
オリゴ糖と養命酒を続ける日々
オリゴ糖と養命酒、わたしにはこの組み合わせが大事です。どちらが欠けても影響が出てきそう。
なのでどちらもずっとリピート中。
養命酒は基本Amazonで、たまにスーパーやドラッグストアで買うこともあります。
あと最近は700mlじゃなくて1000mlのほうを買うことが多いです(ただ特にお得というわけではなさそう)。
過敏性腸症候群の症状がやわらぐと毎日が楽
上げておいておいて最後は落とすようで申し訳ないのですが、あまり過度な印象を受けられても困る?ので最後に1つだけ伝えておきます。
養命酒を飲む前の下痢症状を10とすれば、現在は6です。
つまり半分にもなっていないということです。
せいぜいそれくらいの話です。ですからそれくらいのつもりで読んでおいてください。
ただ、そうだとしても、
わたしは今回紹介した2つを利用することで、以前のようにトイレで脂汗をかくことが減りました。
それだけでも十分にありがたく、当面はこれを続けるつもりです。いつまで効果があるかは神のみぞ知る・・・
同じように過敏性腸症候群で苦しんでいる人の参考になれば幸いです。