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ビットコイン過熱
といって構わないであろうくらい、相場が上がっています。2日前に「100,000円を超えた!」と騒いでいましたが、早くも今日、110,000円を超えました。末恐ろしい上がり方です。
これはbitFlyerの取引画面です。購入価格が11万超え。
ちなみにこれは週の値動き。
そしてこれが1日の値動き。
11万を超えた後は少し下がっているのが分かりますね。
この上がりようは、いくつかのニュースを見ている限り、どうやら中国の人がたくさん買っているようですね。人民元が不安定だからという理由でビットコインに流れているみたいです。でも、それだって中国の誰もかれもが買っているわけではないでしょうから、一部の富裕層が中心なんでしょうけど、きっとお金の注ぎ込み方が半端じゃないんだろうなァ。
ここまで上がってしまうと、私のような一般大衆はもう手が届きません。あとは静観しているしかなさそうです。もし仮に10BTCを持っていたとしたら、今頃は『売るか待つか!』で血眼になっていたでしょう。あー、持ってなくてよかった♪(負け惜しみ)
ビットコインは価格が一つではない
実はビットコインはその価格が一律ではありません。これはちょっと不思議な一面です。例えば金地金だったら1オンスいくら、1グラムいくら、とその時の相場で価格が決まっています。株にしたってA社の株価、B社の株価というのはどこで買っても同じです。
これがビットコインの場合は当てはまらないのです。
インターネット上に『Bitcoin相場in日本』というサイトがあります(自由に使っていい、と書かれているのでここにリンクを貼っておきます)。このサイトを見ると、国内でも販売所によって微妙に価格が違います。例えばこれは12月23日22時27分時点のデータです(金額は買値)。
bitFlyer 109,350円
BtcBox 108,957円
Zaif 109,160円
coincheck 109,452円
すべてを書いているわけではありませんが、この4つの中で比較したとしても、一番高いところと一番安いところでは約500円の開きがあります。私みたいに0.1BTCくらいしか買えない人間にはあまり影響はない金額ですが、10BTC、100BTC買うような人には大きな違いになってきます。
取引所によって金額が違うことを利用して、安いところで買って高いところで売り、利ざやを稼ぐこともできます。これを『(ビットコインの)アービトラージ』と言いますが、これもたくさん持っている人こそが使える方法ですね。
来年には『改正資金決済法』が施行され、仮想通貨も従来の通貨と同じ財産的価値を持つ』ことになるのですが、そのような価値を持つものが販売所によって価格が違うというのも考えてみれば不思議な気もします。
ビットコインだけが仮想通貨ではない
これだけビットコイン相場が過熱すると、ビットコインだけに注目が集まりがちですが、そもそも仮想通貨はビットコインだけではありません。他にも様々な仮想通貨があります。多少名前が知られているもので、
イーサリアム
リップルコイン
モナーコイン
等があります。時価総額はビットコインが断トツに多いのですが、その次にイーサリアムが来ます。この2種類で日本の仮想通貨の9割以上を占めるそうです。
でもここでちょっと不思議になります。先の改正資金決済法についてなんですが、
『仮想通貨も通貨と同じ財産的価値を持つ』
というのであって
『ビットコインも通貨と同じ財産的価値を持つ』
と書かれているわけではありません。でも仮想通貨って細かいものも入れれば何百種類もあるそうなんですが、ビットコインやイーサリアム以外の仮想通貨までもがすべて『通貨と同じ財産的価値を持つ』と認められるのでしょうか?そんなことができるのでしょうか?
それともこの仮想通貨はOKだけど、こっちはNO、とかに分けられるのでしょうか?でもNOとされたらその時点でその通貨はオシマイです。ということはみんな仲良く使えるのかなァ?
そんなこと考えたところで私の頭で分かるわけはないので、この辺でやめますが、そんなことを考えていた時にふとこんなことを思いつきました。
ビットコインはもう高すぎだからこの際、他の仮想通貨を購入してみてはどうだろうか?
ほら、株の格言でも言うじゃないですか?
人の行く裏に道あり花の山
『ビットコイン山』は今もう夏の富士山登山のようになってしまいましたから、他の道を探そうというのです。『イーサリアム山』あるいは『リップルコイン山』を登ろうかと思うのですがどうでしょうか?
その後のビットコインの相場
2017年12月24日、クリスマス・イヴにおけるビットコインの価格は少し下がり気味になりました。
どんな感じかというと、まずこれがここ1週間の動き。
右端が少し落ち込んでいます。
もっと分かりやすく見るならば今日1日の動きがこれ。
ここ数日、ひたすら右肩上がりだったチャートが一転、かなり沈み込んできているのがお分かりいただけると思います。
取引も、一時は『BUY』の赤ばかりだったのが、『SELL』の緑のほうが目立つようになってきました。ここらで利益確定の売りが多くなっているのでしょう。
ただ、売りの一本調子というわけでもなく、売りと買いがせめぎ合っている印象です。少し下がったと思ったらすぐさま買いを入れる人もいます。
いずれにしろ、0.1BTCしか保有していない私は静観です。売ったところで1,000円ちょっと増えるくらいですから。それよりも『改正資金決済法』が施行される来年まで持っておくほうがよさそうです。
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