私が初めてビットコインを買ったのは2016年12月19日のことでした。
これは年が明けて2017年、1月の出来事です。
目次
ずっと右肩上がりだったビットコイン
買ったといってもわずか0.1BTCです。
その時は1BTCが95,000円くらいでした。
でもそれがわずか3週間のうちに150,000円近くまで跳ね上がったのです。驚くべき上がり方でした。
これはその日の朝の価格。
暮れに0.1BTCを買った後も上がり続ける価格を見て、ああ、もっとたくさん買っておけばよかったと何度も思いました。
0.1BTCを買っただけで、今の時点で約5,000円の含み益が出ているのです。もしこれが0.1ではなくて、0.2BTCなら利益は倍になるところでした。
それを思うともったいなくてしょうがなかった。
そして今日。
ついに150,000円の大台を目前にしたビットコイン相場を見て、私は思ってしまったのです。
これはこの先まだまだ上がる。
15万はおろか、20万に上がっても不思議ではない。
いや、ひょっとしたら…ひょっとしたら100万円になることだってありうるかもしれない。
だって今年は仮想通貨元年になるとも言われているのだから。
ならば今、少しでも多くのビットコインを買っておくにこしたことはない。
心は決まりました。
追加で買おう。
あせって0.1BTCを購入
15万円の大台を越えようとするビットコインの価格を見て、これはなんとしてもその前に買わなくてはならない。15万になる前に買わなくてはならない。そう思いました。
すでに銀行からのビットフライヤーへの入金は済ませてありました。だからいつでも買える状態にあったのです。
そしてあと少しで15万という時に0.1BTCの購入にふみきりました。
この後いくらか伸びは鈍化するかもしれないけれど、よもや下がることはないだろうと思いました。これだけの勢いがあるのですから。
0.1BTCを15,000円で買うというのは、12月に9,500円くらいで買っていることを考えれば、かなりの冒険でしたが、それでもここから下がることはないと思いました。
最初の0.1BTCで5,000円くらい利益が出たから、今回はせめて2,000円くらいでも儲かればいいなと皮算用しました。そうすればあわせて7,000円の利益になります。
ビットコイン暴落
仕事から帰ってくるとそうそうにビットフライヤーにログインしました。もちろんビットコインの相場を見るためです。
昼前に15万目前だったから、今は16万くらいになっていたらありがたいなァ、と余裕の気持ちで相場の数字が現れるのを待ちました。
そして数字が出ました。
お、出た、出た。どうなってる?
えー、何々…?
115,…
ん…?
じゅういちまんごせん…?
この時、私はその数字がよくわかりませんでした。
一瞬、それくらいの価格で買ったんだっけ?と思いました。じゃあまあ、プラスもマイナスもなしか、なんて思ったくらいです。
いや、でも待てよ?
何か数字が違う気が…
私はもう一度目を凝らしました。
115,000円…
ずっと見つめてやっとその数字が意味するところが分かりました。
暴落している…!!
なんと、信じられないことが起こっていたのです。
1BTCがわずか半日で150,000円から115,000円に下がっている!!!
これは1月5日の相場。一番上の150,000円の線をかすめた後、急速に下落しているのが分かりますね。
ビットコインは損することもある
目の前が真っ白になりました。
ということは…マイナス3,500円…
何もしていないのにマイナス3,500円。
前回の利益はこれでほとんど吹っ飛んでしまいました。
なんてことでしょう。
もううなだれるしかありませんでした。
これというのも私が欲をかいたせいです。もっと買えばもっと儲かると欲を出したからこんなことになってしまいました。
でなければこんなことにはならなかったのに。
やっぱり人間、欲をかいてはいけません。
まんが日本昔話でも、欲をかいたじいさんは沼に落っこちたり、こぶができたり、たいていロクなことにならなかった。あれはやっぱり真実だったんです。
せめてもの救いは、あの時0.1BTCに留めておいたこと。
最初は0.2BTC買おうかと思っていたのです。そんなことをしていたら、今頃利益が吹っ飛ぶどころか完全な赤字になるところでした。
それにしてもあなオソロシやビットコイン――
その後いろいろあって持ち直しました。その内容はこちら↓
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