待ちに待った春休み到来!!
なんて浮かれているのは子供だけですよね?親からしてみれば1日中うるさいのに家にいられて大変なだけ。学校行ってくれてる方がよっぽど楽!
・・・というのは宇宙人のような中二病のバカムスコを持つわたしの感想ですが、どの家庭も似たりよったりなのではないでしょうか?
そんなボヤキはさておき、成長期の子供を持つ親にとって子供が長期の休みのうちにやっておいたほうがいいことがあります。
そうです、学生服の修理です。
目次
子供の学生服の袖丈、裾、ウエストをチェック!
いま一度、お子様が学生服を着たときの様子を見てみてください。
毎日目にしているので気にならなくなっているかもしれませんが、あらためて見るとこんなふうになっていませんか?
- 上着の袖丈が短い
- ズボンの裾が短い
- ウエストがきつそう
中学、高校ともなると身体が大きく成長します。
入学した時はあんなにブカブカ、まるで学生服に着られているかのようだったのに、気がつくと上のようなことになっている子供も多いのではないでしょうか?
子供だって、合わないサイズはみっともない
- 学校行くだけだからいいよ
- ちょっとくらい短くたってかまやしない
- 子供も別に気にしてないみたいだし
——そんなふうに思っていませんか?
それ、違います。
わたしは服飾の関係の仕事に就いていて、店頭でいろいろなお客様を目にします。
この時期はちょうど新入学シーズンということもあり、学生服を作りに親子で来店する人も多い。
そんな中、たまに子供さんがとんでもない「つんつるてんズボン」でやってくることがあります。
くるぶし丈のパンツ、とかそういうのじゃありません。単に「裾が短すぎる」のです。靴下の白がやけに目立つ。
そういうシーンを見ると販売員の人は口々に言います。
「どうして直さないんだろうね?」
「どうして親が言ってあげないんだろうね?」
これは販売員だからそう思うというわけではありません。販売員が思うということは、一般の人だって同じように感じる人はいます。
なのでこれは意識しておいてください。
袖丈が短かったり、裾が”つんつるてん”なのはあまりみっともいいものじゃありません。
もしお子さんがそういう状態で学生服を着ているのなら、長い休みの間に修理に出してあげましょう。
学生服の修理は無料でやってくれるお店もある
もちろん購入したお店によります。
でも学生服の場合はふつうの服と違って無料修理期間、無料修理箇所があることが多いはずです。
それを利用しない手はありません。
学生服の無料修理箇所
わたしが知っているお店では以下のようなサービスを提供しています。
- 上着(学ラン、ブレザー)の袖丈出し
- スラックス、スカートのウエスト出し
- スラックス、スカートの裾出し
以上3箇所は学生服購入後3年間は無料
基本的に「出し(長くする)」なのがポイントです。「詰め(短くする)」の場合は有料になります(お店によります)。
無料ですよ?購入後3年間も。
つまり留年でもしないかぎり在学中は無料で上記3か所の修理をしてもらえる。
これ、けっこう知らない人多いです。
学生服の無料修理期間・日数
これは実は学校によって違います。
というのも学校によって作っているメーカーが違うから。
同じ学校でも男子、女子でメーカーが違うこともあります。
なので目安はこれくらいと考えておいてください。
冬休みや春休みはそんなに長くないですからね。せいぜい長くて2週間くらいでしょう。
そうするとギリギリになる可能性もありますから早めに販売店に確認しておくことをおすすめします。
修理を依頼する際の注意点
スラックスやパンツを買うとき、たいていの人は裾を詰めますよね?
そのとき裾詰めはきれいにできますよね?
が、学生服の「裾出し」の場合は違います。
どう違うかというと、
あとが残る。
袖にしろ、裾にしろ、出した分だけそこに線が入ってしまうのです。
お店の人に聞いてみましたが、こればっかりはどうしようもないそうです。一度プレスされたところを出すわけですからどうしても線が残ってしまう。
だから学生服のお店に修理を依頼して、袖や裾に線が入っていても
こんなんじゃ困る!
なんて文句を言ってはいけません。そういうものです。
でもそれだってつんつるてんで着ているよりはよっぽどいいですよ?
適正なサイズの学生服を着させてあげよう
特に春は進学の季節です。新しい学年のスタート。
クラス替えが行われるところがほとんどでしょう。
ウチのバカムスコでさえ、スマホから顔を上げときどき口にします。「どんなクラスになるかな~?」
3年生だからもっと別のこと気にしろ、この前の成績表はありゃなんだ?・・・とも思いますが、やっぱり誰だって新しいクラスのことは気になりますよね?新しい友達との初めての顔合わせ。
そんなときくらい、ちゃんととサイズの合った学生服を着させてあげましょう。
春にかぎらず、ギリギリになってあわてるより、時間があるときにやっておいたほうがいいですよ!
<参考>学校制服の買い方